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執筆者の写真ギン助 鹿屋

VRTRPGとリアル両方で使える駒を作ってみた話

更新日:6月13日




VRTRPGアドベントカレンダーの15日の記事です


こんにちは、鹿屋ギン助です。

自分のアバターや、VRTRPGで遊んだ駒を手元にコレクションしたいと思ったことはありませんか?

私はあります、なのでやりました。その記録を記事に残したいと思います。


自己紹介

鹿屋ギン助

3Dモデラーのなりかけ

TRPGとモデリングが好きで作ったものをVRに持って行って遊んだりしている

今回は駒が欲しくなったので両方で使えるものを作ってみた


きっかけ

まだNEOSVRだったころにD&DでVRTRPGを遊んでみたことがありました

その時はイラストを描いて準備していきました

Resoniteには駒フィギュア生成機なるものがありますよね

D&Dで遊んでいるときに、駒を使った戦闘等が多く、比較的長く遊べるTRPGだなと思いました。そこで、せっかくVRなんだから3Dで駒作りたいしアバターにしたいなということ。…せやつくろう!



←思い立ったが吉日、仲間の分も含めて

2体作りました

(さすがに全員分はできなかった…)

軽く作れるデフォルメ感、規格でアバターとしても使えるように作ってみました

製作時間は大体1体6時間くらい





フィギュア印刷ができる会社さんを探す

最初はフィギュア印刷を専門にしているところ等を検討していたのですが、個人でミニマムにフルカラー印刷を作りやすいところを探していった結果、ポプルスさんに行きつきました

ポプルスさんは2Dイラストからも作ってくれるサービスがあるのですが、自分で3Dデータを持ち込むプランもあります。今回使うのは自分で持ち込む方のプランです。

注意事項を読んでデータもできる限り調整しました

何個か試してみたのですが、特殊処理(翅の透過等ができた)込みでも値段は1体大体5000円~7000円。同じモデルで数が増えるとちょっとお得みたいです。オリジナルモデルの印刷にしては破格…!


フィギュアにする自作アバター

記事には↑のTRPGの駒フィギュアが間に合わなそうなので、今回は同じ規格で製作した、たまに使っているアバターを駒フィギュアにした時のことを記録します


今回使ったのはこちらのオリジナルアバターのリベルくん

VRCHAT、Resonnite、VRMすべてに対応させてある同じ方法で作ったアバターです

VRCでも空を飛べるようにしてあるので、比較的desktopモードでも違和感なく動きます






データ作成で気を付けた点

基本はこちらに載っている注意事項に従ってデータを作成しますhttps://www2.popls.co.jp/pop/3d/genko.html 

載っている以外の部分で作成時に気を付けたのは以下の点

・空洞を作らない

穴がない状態でも空洞は作らないほうがいいです(確実に修正になる)

厚みをつけるだけじゃまずい部分は手動で直します

・小さいサイズのプランの時は厚み意識してつける

今回頼んだのは5cm。

意外と小さいので思わぬところで折れる危険がある箇所が出てきます

このデータで差し戻しがあったのは脚、帽子の飾り、翅の厚み、腕でした


逆に以外にもできた点は

・透過テクスチャが使える

クリア樹脂で出力してくれます

・透過のメッシュの中に不透明のメッシュを入れる

透明のメッシュで不透明のテクスチャを入れたメッシュを覆うということが意外にも可能だった点、この辺り料金にどう関わってくるかはわかりませんがきれいに出力できるようです

・256ローポリテイストのままの出力

ローポリのまま提出したのですが、カクカクのまま出してほしいとお願いしたら

そのまま出力していただけました


↓実際にお願いした時の3面図


納品されたフィギュア

納品されたフィギュアはこちら


かわい~~


カクカクも気にならないですねえ

むしろ木彫りっぽいのがよい

翅も少し透けてていい…








ほかにもいろいろ

試行錯誤してみた結果、駒フィギュアとしてはサイズ感は立ちがいいけれど、観賞用としては座りの方が解像度高めに出ていいかもと思いました

真ん中のフィギュアはボトルの中身を透過させたりしてみたんですが、それもできたので

印刷技術ほんとにすごいです

オフセでとかにも使ってみたいですね




え!?データ作ってくれるんですか!?


つくれます!!!なんなら匿名でフィギュア配送まで手配します

もしご機会が合えばお声がけください!





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